ちゃこのカケラ

作詞、作曲、歌うたいの 気づきのヒミツの保管場所

金足農業ファンに届け!大阪桐蔭OGの想い

第100回、全国高校野球選手権

大阪桐蔭が5回目の夏制覇。史上初2回めの春夏連覇を果たした。

 

まずは、大阪桐蔭、優勝、本当におめでとう!!

 

 

 

メディアでは、準優勝を果たした金足農業が多く取り上げられている。

大阪桐蔭OGとして、思うことはたくさん、ある。

 

 

まず、ぶっちゃけた話、私は金足農業高校のファンである。

メンバーの半分ほどは高校から野球を始めたらしいし、

甲子園では予選以上の実力の発揮を連発、風向きや天候、その他の運も味方につけ

それはそれはドラマチックなストーリーを描きながら決勝まで登りつめた。

これは大阪桐蔭ファンをも魅了するほど素敵なデレラスト―リー(シンデレラストーリー)であることは認めざるを得ない。

 

(参考)

#高校野球 強豪を打ち破り続ける金足農業は、全員地元出身で高校までほぼ硬式未経験者…「展開が漫画すぎる!」「奇跡」 - Togetter

 

大阪桐蔭卒業生として、やはり母校を応援していたけれど、

私は大阪桐蔭信者」とういより「高校野球ファン」である。

 

勝利は彼らにとってとっても大事だ。でも、高校野球ファンとしては、

ストーリーも同じくらい大切だと思っている。

だからこそ、やっぱり金農は魅力的なチームだ。

 

金足農業、準優勝おめでとう。

決勝で対戦してくれて、ありがとう。

 

 

吉田くん、きみは、ほんとうに素敵だった。おめでとう。

 

 

 

 

私が許せないのは、金農ではない。もちろん金農ファンでもない。

 

大阪桐蔭のストーリーを否定する人だ。

 

 

桐蔭生だって、この夏にかけて頑張ってきたんだ。

 

主将中川くんのあの優勝インタビューを聞いてもらえただろうか。

優勝した瞬間に泣き崩れる中川くんを、ご覧いただいただろうか。

 

 

 

彼は、昨年夏に、自身の1塁のベース踏み逃しのミスにより仙台育英にサヨナラ敗けを喫し、甲子園を勝ち進むことができなかったと語っている。

 

 

彼の悔しさを、一年の重みを、

全高校生活をかけた3年生最後の甲子園を

 

どうか、どうか軽んじないでいただきたいのです。

 

 

 

 

「秋田は103年ぶりに決勝進出したんだよ?大阪桐蔭空気読めよ。」

 

 

「もういいって。大阪桐蔭は。おもしろくない。」

 

 

「そんなストーリー、金足農業のものと比べたら規模が小さい。」

 

 

「あの点差は酷い、ちょっと手加減してあげてよ。」

 

 

 

私の耳に入った、こんなコメントが

なるべく、彼らの耳には届かないでほしいと願う。

 

 

 

かぎたちゃこ

 

この件で、アベマTVに出演しました。

何時間かは見逃し追いかけ閲覧ができるそうなので

今日(2018年8月23日)のはやい時間ならまだご覧いただけるかもです。

 

読んでくれてありがとうございました。